電脳

2005年11月1日
電脳
私とコンピュータの付き合いは長い。もう、20年来の付き合いである。ある人から「君はコンピュータに向いているかも知れない」と言われた(今思うと当たっていたような、いなかったような)。しかし、俺は化学科だったしコンピュータの知識はまったく無い、何をどうしたらいいかさっぱり分からなかった。ただ、当時は旺盛な好奇心と向上心が漲っていた。

おりしも、当時丁度パーソナルコンピュータがアメリカで爆発的に売れた。Apple社の8BitパソコンApple?である。
日本でも シャ−プ MZ-80K・NEC PC-8001が発売された。私も、貴重なボーナスをはたいてNEC PC-8001とプリンターを購入した。しかし、教えてくれる人はいない。雑誌や本を買いあさり、BASIC(言語)でプログラムを作り、仕事に活かそうと夜遅くまでプログラム作りをしたことが懐かしく蘇る。今思うと当時のパソコン・アプリケーションソフトではろくなことが出来なかった。当時のBASIC(インタープリンタ型)にはOS(今で言うとWindows)も内在しており特殊な環境だった。

無知だった私は、コンピュータを多少が扱えるという理由と、最新の機種の勉強をしたいと言う理由から、メーカーの送り出す新製品に心躍らされ幾ら貯金を泡とした事か。特にNECにはだいぶ無駄な投資をしてしまった(この後NECに、たたりがあったのも頷ける・MS-DOS機種が出てから売れ行きが苦しくなった)。しかし、当時会社の中で最も早く職場にパソコンが導入されたことや、特許の検索システムを導入した事に一役を担うことになった。それなりに投資した甲斐があったかもしれないが、一番良かったことは、BASICからFORTRAN、COBOLと様々な言語・アプリケーションを独学で学べたことである。COBOLを購入した時にはマニュアルが英語で四苦八苦して簡単なプログラムがようやく動いた時にはメチャクチャ感動した。しかし、コンパイル型の言語はCOBOLを学んだことにより、俺には向いていない面倒な物だと思い知らされた。

パソコンの進化により、誰でも簡単にパソコンが操作できて、高度な仕事が可能となり、昔の勉強した事はほとんど役に立っていない。しかし、必要な用途を満たすパソコンを格安で使えることや、無線LAN、ホームページの構築には昔勉強したことがチョット役立つことが嬉しい。

前に務めていた会社の社長が「自分のために投資しなさい」とよく朝礼の席で言っていたことが思い出される。しかし、今は投資する資金が枯渇してきた。さて、どうする?
今日も朝食が美味しい!
私が新聞配達をすることは正直、想定外であった。朝4:30に起きると今、外は真っ暗である。寝起きのいい私だが、日によっては体調がすぐれない。たいがいお腹が重いことが多い。
配達の途中素晴らしい日の出に合うことがある。昇り始めたオレンジ色の光を感受すると、うきうきとした気分になる。また、逆に吹雪・嵐の配達の辛さは格別である。自然の厳しさを肌で味わうことになる。さまざまな、体験をするがいずれにしても配達を終える頃には体調が良くなりお腹も快調となる。
夜型から朝型に変わった私の朝食は、いたって旺盛になった。とにかく朝食が美味しい。決まった時間になるとお腹が空いてくる。今まで感じなかった、朝の空腹感である。現代人は朝食を食べない人が多いのもわかる。忙しいことと、体を動かすこと無く摂るから美味しくないことが要因だろう。
 私は、この朝食の美味しさと日の出の美しさ見ることが出来るこの仕事を、大変ではあるが気に入っている。
犬となぜか相性が悪い私だが、今日も犬に突然吠えられたが(今日は私が悪い 立ションを見られた)無事配達を終えることができた。
いちじく(無花果)と天下り?
家の裏庭にある無花果 (いちじく)が実をつけた。私は食べたことが無かった。2年ぐらい前からこの時季になると、この実をもらいにくる人がいる(家の改築をしてくれたときの大工さんだ)。「女房は、いちじくに目が無くて」と言って、幾つかの実を袋に入れ、嬉しそうに帰って行く。先日私も一つ味見をしてみた。意外に甘くて美味しい。新しい発見であった。アダルトな味である。子供はわからない味だろう。
そういえば誰かが、いちじくの実は「××増強にいいよ」と言っていた。
ところで「いちじく」という響きに、幼い頃お世話になった「イチジク浣腸」をすぐ連想してしまう。どうにも痛かったお腹がこの浣腸のおかげで、即効すっきりした記憶が蘇ってきます。

おりしも、インターネット記事を見ていたら道路公団民営化推進委員会が解散(最後は猪瀬・大宅氏の二人だけとなった)となった記事が載っていた。関連ページにリンクすると、公団の民営化は殆んど骨抜きになり、相変わらず官僚・族議員が活躍できる場が残されているようだ。郵政改革の裏で安閑としている道路属議員の姿が見え隠れする。小泉改革は危ういと私は見ている(昔の小泉さんの言動を思い出すと)。
天下りにもまったくメスが入っていない。天下り。だいたい私のような性格からして長年働いて「まだ、同じような仕事をするな」と言いたくなる。「定年を迎えたら違う道を歩こうよ」と言いたくなる。
さて、この話題がいちじくと、どう繋がるかと言うとうちのコーチにもS君という村議がいます、どうせ目指すのならあの幼い時のお世話になった浣腸のような爽快さと、果実の如く奥深い味をもった政治家になってもらいたと願うからである。チョッと繋がりに無理があったかな?


実りの秋。陶芸でも

2005年9月29日
実りの秋。陶芸でも
時間の空いたとき、できるだけサッカー以外のことをコメントするページです。

私の作った米も無事、収穫を迎えそうである。今年は水田に雑草も無く会心の作である。上手い新米が食べられそうである。が、近所のおじさんの稲作りに比べ明らかに手抜きである。しかし植物は偉大である。一定の環境を与えれば一人で立派に育成する。それに比べ人間はなんと手の掛かる事か!

今日我が家の電気炉が2年ぶりに稼動した。「電気炉?」って声が聞こえそうである。実は、4年前に私は陶芸を密かに始めていた。しかし、半年の試行錯誤の結果、その平凡な才能・時間の無さに休止に追いやられていた。そんな我が家の電気炉が蘇ったのは、近くのI子さん(元美術大 教授)が陶芸を始めたからだ。I子さんはさすが美大の先生。陶芸教室にも通われめきめき腕を上げられた。売れそうな作品を生み出しています。I子さん、しばし彫刻の作品を作っていたが、久々陶芸を再開され本日の空焼きにとなった。

私も、サッカー漬けの毎日このへんでI子さんに影響され陶芸を再開しようかと思う。時は芸術の秋である。そして、映画のゴーストのワンシーンのようなことがあれば、ウフフ。。。。

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