交換日記

2006年3月2日
交換日記
交換日記
メールやチャットが発達した今、この言葉は死語に近い。

昨年12月S君が21歳という若さで年上の奥さんと結婚をした。
うらやましい限りである!?
なじみのラーメン屋で社会人サッカーチームの面々と飲んでいた時、S君の結婚式の話題から変な方向に話が向かった。
私の丸秘の扉を開いてしまった。
「俺、高校の時、彼女と交換日記を7冊もしていたんだ」と自慢げに話してしまった。
面々は「ウッソ!」と疑いのリアックションを示した。

淡い思い出である。高校のグランドで咲いた恋であった。部活の後輩が好きだった彼女が俺を好きだということから始まった恋である。
当時はやっていた交換日記を彼女から提案され((*^_^*))、1日おきでせっせとノートに思いを綴ったものである。
熱しやすい私は、彼女がノート半分書けば1ページをという感じで、内容よりも書く量で上にいくことを快感と感じていた。
今はその交換日記は失恋の末、灰と化したが今、当時の日記を読めば内容の臭さと幼稚な愛情表現で失望・失禁する事だろう。
しかし、この体験から文章を書くことが嫌いではなくなった。

若い時は刺激を受ける。その彼女の前に好きになった人がすごい字が綺麗な人だった。そこで私は直ちにその子に見習ってペン習字を始めた。この時、字をきれいに見せるというノウハウを学んだ。たとえば、横書きは丸文字で書くとバランスがとれ、縦書きは文字を縦長に書くと大人っぽく見える。へんとつくりの大きさのバランスとか。今でもよそ行きの字を書く時には役立っている。そんな訳で達筆の人や、文章表現の上手い人を羨望の眼差しで見てしまう。

さて、この話をどうまとめましょう。
若い頃のチャレンジは何でも報われるということ。
今ラブレターを書いたら上手くなっているような期待があるということだろうか。
ここだけの話だが私は独身である。

 

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