アヒスカと武士道

2006年1月26日
アヒスカと武士道
恥ずかしながらサッカーのコラムである(このブログにはサッカーのことには触れないつもりでした)。
スポニチ記事の金子達二コラムにこんな一節が掲載されていた。
----ブラジル人の考え方に“マランドラージェン”という考え方があるそうだ。
騙した方がエライ、騙された方がバカということらしい。だからサッカーに於いてもマリーシア(ずる賢さ)が要求される。最近ジーコが嘆いているらしい「日本人にはアヒスカがない」と。勝つか負けるか賭けるという意味らしい。ブラジル人なら勝負に出る局面(ゴールに向いシュートに至る)で日本人は安全なこと(パス)を選択してしまう。-------

 なるほど、日本人FWに本物が現れない理由かも知れない。確かにブラジル人はサッカーに向いているかも知れない。
しかし、マランドラージェンという考えは日本人には合わない。なぜならサムライ・武士道の国だからである。
新渡戸稲造『武士道』などで説かれる日本人の「美しい」とされる生き方がDNAにインプットされているからだと思う。
それは、「信実としての誠」、「武を本分とし勇敢さに最大の価値を置くこと」および、「主君、あるいはむしろお家に忠義をつくし、自己を顧みない」という点であった。武を蹴球テクニック或は蹴道・君主お家をチームとすればどうだろう。日本独自のサッカー道がここに生まれないか?そうすることで“サムライ”サッカーはエキサイティングでビューティフルと思わせられるような気がする。
もう一度そんな武士道を日本人として再認識しサッカーに結合させる必要性を感じてしまった。

思えば私も5年前アヒスカに出た。会社を辞め何の保障もないこの仕事を選択したのだ。今思うと正にイチカ・バチカノ賭けだったといえる。多くの皆さんに支えられ、なんとかここまでやってこられました。
日々悪戦苦闘は続いているが、クラブの他事業への展開・グランド作り・子作り等のアヒスカに挑戦する時季が来ている予感がしている。

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